対応方針
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、経済・社会・政治を始めとする様々な活動が大きな制約を受けています。ラグビーに関わるすべての皆様には、以下の4点を重視し、ラグビーというスポーツに関わる団体であることの社会的責務、及び、ラグビー競技そのものが持つ社会的価値について強く意識を持っていただき、慎重な活動を継続していただくようお願いします。
1.活動が選手、選手の家族、関係者、地域社会における感染拡大につながらないこと
COVID-19に感染することで多くの方に影響を与えてしまうことや、無症状であっても自らが他人に感染させ得ることを厳しく認識すべきと考えます。
2.活動が地域社会のCOVID-19対応資源に負担をかけるものではないこと
ラグビーの活動によって、マスクや消毒液などを含む医療資源・設備の供給や医師・看護師を始めとする医療従事者への過度な負荷等の問題を発生させてはならないと考えます。
3.ラグビーの価値を大切にした活動を実施していくこと
十分な活動が可能となるまでの期間は、移動を伴う大会の開催、激しい身体接触が発生する試合の実施については難しいことが想定されます。それまでの間は、チームで体を動かすこと、ミーティングなどでコミュニケーションをとることなど、チームとしての活動を工夫し、ラグビーを仲間と楽しむこと、ラグビーを通して心身を鍛えることなどの面でのラグビーの価値を大切にした活動を行ってほしいと考えます。また、医療従事者への感謝や感染で苦しむ人たちへの理解を持つべきと考えます。
4.COVID-19対応を含め、「安全」が最重要事項であることをプレーヤーだけでなく、関係者全員が認識して、ラグビーに取り組むこと
COVID-19感染防止に関わらず、ラグビーには激しい身体接触があり重症事故につながる可能性がある競技であることを選手、指導者、全ての関係者が十分に認識し、あらゆる面において安全な環境においてプレーすることをより一層重視してほしいと考えます。
ガイドライン・プログラム
新型コロナウイルス感染時の報告
チームに感染者がでた場合、感染経路の追跡等の感染拡大防止の観点から、チーム代表者の方は都道府県協会の安全対策委員会へご報告をお願いします。(様式はフリーです。)
【報告事項】
・発症年月日
・性別、年齢
・カテゴリー(例:スクール、高校、クラブ、社会人等)
・転帰(感染した結果どのようになったか)
報告に関する補足
・都道府県協会の安全対策委員会にて受け付けた感染報告は日本協会の安全対策委員会に送付ください。
送付先:日本協会 安全対策委員長 m.saito@rugby-japan.or.jp
(同時に支部協会の安全対策委員長にも通知ください。)
・対象チームが活動自粛中の場合は報告対象外とします。
・報告の対象は、日本協会に登録されている選手、スタッフとします。
・大会開催時の報告については、大会運営本部等からのガイドに対応ください。
・報告期間については、今年度内とします。2021年4月以降については改めて案内いたします。
通達
【2021年】
【2020年】
○6/19 ラグビートレーニング再開のガイドライン第2版について
○5/31 ラグビー競技の再開について(ラグビートレーニング再開のガイドライン 及び 日本協会主催大会再開プログラム)
○5/15 高校生以下対象の 7~8 月の大会の延期・中止の判断について
国内関連情報
【厚生労働省】
【文部科学省】
○新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
【内閣官房】
【スポーツ庁】
○新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について
○スポーツ関係の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインについて
○新型コロナウイルス経済対策 スポーツ団体・個人向け支援策・お問合せ一覧
【日本スポーツ協会】
【ワールドラグビー 関連情報】